初心者向け撮影講座

用語編

●バッテリーって何?

電池のことです。デジカメにはメーカーの専用バッテリーがある場合と、どこでも買える単三電池を使用するものがありますが、どちらも「バッテリー」すなわち「電池」です。買ったばかりの専用バッテリーや充電式単三電池は、使う前に充電して下さい。

●メディアって何?

普通のカメラなどでいう、フィルムのことです。デジカメには、コンパクトフラッシュ(CF)・スマートメディア(スマメ)・メモリースティック・SDカード・マルチメディアカード(MMC)・マイクロドライブなど、たくさんのメディアの種類がありますが、どれも機能的には同じフィルムの役目をはたします。また、64MB、128MBなどの数字が書かれてありますが、その数字はフィルムの24枚撮りとか36枚撮りとかと同じ意味で、データの容量のことです。大きい数字のものほどたくさんのデータが入ります。ちなみに、200万〜300万画素クラスのデジカメだと64MB以上のメディアがあった方が安心して撮影出来ます。

●ホワイトバランスって何?

同じ白い服を着て写真を撮ったはずなのに、家の中で撮った白い服は黄色っぽく見える・・・こういう現象に心当たりはないですか?普通は分からないですが、実は蛍光灯や電球などはそれぞれ特有の微妙な色味を持っていて、写真にはそれがそのまま出てしまいます。この色味の調節をしてくれるのが、「ホワイトバランス」という機能です。例えば蛍光灯の部屋で写真を撮る時、デジカメのホワイトバランスを蛍光灯のモードに合わせて撮影すると、自動的に白い服本来の白い色に調節してくれます。デジカメによってどのモードがあるかは違いますが、太陽光や蛍光灯などのモードはだいたいのデジカメにあると思いますので、ぜひ使ってみて違いを見てみて下さい。

●「フレア」、「ゴースト」って何?

撮影した写真や、撮る前に液晶ファインダーを見た時、画面に変な光の輪や柱が写り込むことがあります。一瞬故障かと思ってしまうかもしれませんが、たいていはこの「フレア」や「ゴースト」というものです。強い光にデジカメを向けると出ることが多いのですが、白っぽく光がにじんだようなものを「フレア」、光の玉のようなものが出るのを「ゴースト」と言います。できるだけ強い光源にカメラを向けないようにすればいいのですが、レンズフードというものを付けるとある程度ゴーストを防ぐことができます。また、高いレンズには反射防止のコーティングがほどこされていたりしますので、高価なレンズを使ったカメラでは起こりにくくなっています。

●広角(ワイド)、望遠(テレ)って何?

「広角側(ワイド側)」「望遠側(テレ側)」と言うこともありますが、広角側とはデジカメのズームで言うと一番引いた状態(ズームの倍率0)のことで、一番寄った状態(ズームの倍率が増えていく状態)を望遠側といいます。自分の周りを広く写すことが出来るカメラは「広角に強いカメラ」と言ったり、遠くまで写せるカメラは「望遠に強いカメラ」と言ったりします。部屋などの狭いところで撮る場合は、広角に強いデジカメの使用をおすすめしますが、自分のデジカメをもっと広角・望遠にしたい場合は、コンバージョンレンズというものを使います(※コンバージョンレンズを取り付けられない機種もあります)。例えば部屋を写す時に、もっと広い範囲を撮りたい時は、広角のコンバージョンレンズが必要です。

●マクロって何?

近接撮影や接写とも言いますが、普通の撮影モードよりも近くに寄って撮れる機能のことです。カタログなどで『マクロ撮影時 10cm〜』などと書かれているのは、マクロ撮影モードを使うと最短で10cmまで近くに寄って撮影出来るという意味です。

●コンバージョンレンズって何?

ズームやマクロなどの撮影の範囲を広げることの出来るレンズで、主にワイドコンバージョンレンズ(ワイコンとも言います。広角レンズです)、テレコンバージョンレンズ(テレコンとも言います。望遠レンズです)、マクロコンバージョンレンズ(虫メガネのように、大きく写すことが出来ます)などがあります。カメラによっては取り付けできないものもあります。カタログなどを見て、メーカー純正のコンバージョンレンズやアダプタなどが載っていれば、取り付け可能です。

●赤目軽減機能って何?

普通のカメラなどでもよくありますが、暗い所で撮った写真の人物の目が赤く光っている時がありますよね。それが「赤目」という現象で、それを抑えるのが「赤目軽減機能」です。これを使うと、最初に小さなフラッシュが点き、その後本当のフラッシュが発光します。この2段階のフラッシュによって、赤く光る現象を抑えることが出来るのです。最初の小さなフラッシュの時にはまだ写真が撮られていませんので、撮影のタイミングに注意して下さい。

●ISO100とかISO200って何?

これは光の感度の数値です。普通のカメラ用のフィルムにも同じ数字があるのですが、数字が小さいほど感度が低いということです。デジカメではISOの数字を変えることが出来ますが、数字を高くしていくと、フラッシュを使わなくても暗い場所がよく写るようになります。ですが、ISO400などと感度を上げていくと、暗くてもよく撮れる代わりに画像が荒れてきます。ですので、用途を考えてフラッシュと使い分けましょう。暗いところの動物などを撮る時には、フラッシュを使うと逃げてしまうかもしれませんよね。そんな時には多少画像は荒れますが、ISO感度を上げて撮影すれば動物も驚かないというわけです。また、ISO感度を上げての暗いところでの撮影には三脚が必須です。

●絞りって何?

デジカメのマニュアルモードなどでよく見る言葉です。写真を撮る時に重要な要素の一つですが、オート機能を使っているとあまり気にならない言葉かもしれません。絞りの数値を小さくする(=絞りを開ける)と背景がぼやけやすくなり、絞りの数値を大きくする(=絞りを絞る)と、背景のピントが良く合うようになります。よく雑誌などで、人物だけが大きくクッキリ写っていて、その背景が見えないくらいボンヤリとぼけている写真がありますが、あれが絞りの効果です。